老化と肥満予防にスポーツクラブ
アンチエイジング
エイジングは老化とか加齢という意味です。つまりアンチエイジングは老化や加齢をくい止めていこうということになります。
老化の原因については、さまざまな研究や説があります。その中の一つに、身体が錆びること(酸化すること)が老化の主な原因と言われています。身体の酸化防止のためには、「食事で抗酸化物質を摂ること」と、「体の中の抗酸化物質を増やすこと」の2つの方法が考えられています。体の中の抗酸化物質を増やすのに最適なのが、適度な運動を毎日続けることです。適度な運動を毎日続けることで、酸化しにくい身体になることができます。過度のスポーツを時々するよりも、適度な運動を毎日続けることが重要です。過度のスポーツを急にやると、逆効果になります。それよりも、スポーツクラブなどで毎日少しの汗をかくことが大切といえます。
メタボリックシンドローム

最近では、内臓のまわりに脂肪が蓄積することにより、さまざまな病気が起きてくることがわかりました。このような状態を「メタボリックシンドローム」といいます。メタボリックシンドロームは別名「内臓脂肪症候群」ともいわれています。
最近の研究報告では、脂肪組織からさまざまな物質が分泌されていることがわかってきました。この物質の中には、アディポネクチンという動脈硬化を抑制するものがある一方、PAI−1(プラスミノーゲンアクチベーター・インヒビター1)という血栓をつくりやすくし、動脈硬化を促すものもあります。このように、脂肪組織からは「いい働きをするホルモン」と「良くない働きをするホルモン」の両方が分泌されているのです。「良くない働きをするホルモン」が多くなると、いわゆる生活習慣病とよばれている高血圧、糖尿病、高脂血症などを引き起こし、やがて、脳卒中・心疾患などの重大な病気へと進行してしまいます。
内臓に脂肪が蓄積しているかどうかを簡単に調べるには、ウエスト(おへそのまわり)を測ります。男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合、内臓脂肪型肥満の疑があります。
厚生労働省の報告では、40〜74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人が「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」とその予備軍で、その人数は1,960万人と推定されています。
メタボリックシンドローム予防のために最も効果的なのが、運動をして、内臓脂肪を減らすことです。厚生労働省の「健康日本21」によると、健康維持に最適な運動消費カロリーは1週間で2,000kcal、1日あたり約300kcalといわれています。1日で約300kcalのカロリーを消費するためには、1日1万歩を歩くことです。室内自転車を1時間こぐことでも、約300kcalのカロリーを消費できます。毎日の生活の中に少しの運動を取り入れていくことで、健康維持をはかることができます。
<メタボリックシンドロームの基準>
- 内臓脂肪の面積が100平方センチ以上ある人。
ウエスト:男性…85cm以上 女性…90cm以上 - ウエストサイズが上記基準値よりオーバーし、さらに以下の項目のうち2つ以上当てはまればメタボリックシンドロームといわれています。
- 血清脂質:中性脂肪値が150mg/dl以上または、HDLコレステロール値が40mg/dl未満
または、その両方に当てはまる。 - 血圧 :収縮期血圧が130mmHg以上または、拡張期血圧が85mmHg以上
または、その両方に当てはまる。
- 血糖値 :空腹時血糖値が110mg/dl以上
いずれも基準値に満たなくても、複数で数値が高い場合はメタボリックシンドロームへの注意が必要になります。また、ウエストサイズが基準値以下でも「かくれ肥満」といわれるように、内臓脂肪量が100平方センチ以上の人もいます。心配な方は、健康診断を受けて、自分の健康状態を把握しましょう。
